統計調査の入手方法「e-Stat」

Q.統計調査のデータを入手するには、どうすればよいですか?

A.「 e-Stat 」を活用するのが早いでしょう。

 一昔前であれば、政府刊行物センター等に行って出版物になっているものを購入するのが通常でしたが、現在ではインターネットを通じて無料で簡単に入手することができます。ネットサーフィンをしながら探すこともできますが、政府統計の総合窓口である「e-Stat」を活用するのが早いでしょう。代表的な賃金統計である「賃金構造基本統計調査」を例にとり、その手順を確認したいと思います。

 まず、「ヤフー」や「グーグル」などの検索サイト欄に「e-Stat」と入力し、検索ボタンをクリックします。そして、「政府統計の総合窓口(e-Stat)」のページに入ったら、そのキーワード検索欄に「賃金構造基本統計調査」と入力し検索ボタンをクリック後、選択候補の中から改めて「賃金構造基本統計調査」を選択します。以降は、入手したいデータ(該当年別、労働者の種類別、産業分類別など)によって、該当項目を選択していくことになります。

 「e-Stat」のデータは膨大でありメニューの階層が深いので、慣れないと使いにくいと思う人がいるかもしれません。その場合は、統計データをコンパクトにまとめた出版物で確認してから「e-Stat」を使うのもよいでしょう。そのような時は「活用労働統計」が重宝します。情報が限られていることから短時間で把握することができると思います。

 また、様々な統計について総務省統計局が「統計メールニュース」を無料で配信していますので、日頃から統計に関する情報を集めておくのもよいのではないでしょうか。

 統計メールニュース・サービス URL⇒ http://www.stat.go.jp/info/mail/index.htm