雇用MATRIX
左の図は、縦軸が“社員のレベル感”を現し、横軸が雇用期間の長さを表現しています。“社員のレベル感”とは、「仕事の困難度」であり、「能力レベル」であり、「賃金レベル」であるというファジーな概念で捉えてください。
このフィールドをA~Ⅰの9つのブロックに分割し、雇用のカテゴリー分けができると考えました。以前、日経連が提唱した雇用ポートフォリオに近いものです。ADGブロックは、1年程度の雇用期間ですので非正規労働者、CFⅠブロックは期間の定めのない雇用ですので、正規労働者ということになるでしょう。つまり、これは雇用区分ということになります。
この雇用区分は何に由っているのかご存知ですか?一般的には、就業規則で決まっているものです。御社の就業規則では、雇用区分について明確な規定が存在しますか?非正規労働者をこのマトリックスの中で、どのように位置づけるかは会社の考え方によって異なります。