【 果樹農家の雇用問題 】
果実日本12月号で、「果樹農家の雇用問題」について寄稿しました。
農業では、労働基準法の労働時間や割増賃金等の適用が除外されていますが、「労働条件通知書」の発行義務は免除されていません。この書類を発行していないことで、従業員との間で紛争化することがあるのです。例えば、「サービス残業問題」が挙げられます。
他の産業でも「労働条件通知書」を発行していない会社が散見されます。産業を問わず、従業員に就業条件を説明することは大切なことでしょう。また、「労働条件通知書」は、トラブルを未然に防いでくれるツールなのです。正社員に限らず働く人を雇う場合には必ず作成するよう心掛けたいものです。